出土した縄文時代中期の石皿に国内最古の水銀朱精製の跡
奈良新聞が本日(5月27日)に伝えた記事によると、奈良県吉野郡の川上村迫の「宮の平遺跡」で、水銀朱の精製に使った縄文時代中期の石皿が出土していたらしい。同遺跡の発掘をした橿原考古学研究所の橋本裕行さんは「古代の朱は酸化鉄から精製したものが主流で、何のために水銀朱を精製していたのか今の段階では分からない」と話しているとある。
宮の平遺跡では、縄文時代早期(約9000年前から8000年前)の竪穴住居跡や、自然石を半円形に並べた縄文時代中期末から後期初頭ごろ(約4000年前)の環状列石(ストーンサークル)が見つかったというが、そこは現在、大滝ダムの底に沈んでいる丹生川上神社上社の旧境内にあった。丹生川上神社は別名雨師神とも称されて雨を司る神を祭神だった。問題の石皿は、今は川上村迫の「森と水の源流館」にあるらしい。
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