木と葉の関係
「わしらはみなひとつの同じ根っこから生まれているが、葉は一枚一枚全部違っている」ジョン・ファイアー・レイム・ディアー
(John Fire Lame Deer)
ラコタ、ミネコンジュー、メディスンマン(聖なる人)
われわれは誰もがただひとつのグレイトスピリットにその源を発しているが、一人一人はみんなどこかが違っていて、必ずその人らしさというものが備わるようになっている。双子や三つ子として生まれてきた子供たちですら、よく見るとみんな少しずつ異なる。自然界にあるものには、まったく同じものはひとつもない。同じように見える葉っぱですら一枚一枚全部違っている。同じことは人間にも当然ながら当てはまる。人間というのは誰であれみんな一人一人がとても特別でユニークな存在なのである。その一人一人にはその人だけの目的や、その人がなぜ地球に生まれたのかについてのきちんとした理由がある。木についている葉っぱの一枚一枚がどれもみな違っていながら、全体でひとつの木に見られるようになっているのとよく似ている。どの葉っぱが優れているとか、どの葉っぱが他に比べて劣っているとか、どの葉っぱが高貴だとか、どの葉っぱが卑しいとか、そういうことは全くなく、葉っぱはことごとくどれもが等しく、一本の木に属している。人間も同じことなのだな。われわれがここで生かされてやっていることは、われわれがその一部であるひとつの大きなものに影響を与えている。われわれがその一部であるものがよりよくなるためになにが出来るかを考えることにしよう。
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