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Wednesday, March 09, 2005

古代の台湾島と日本列島のつながり

台湾の古人骨 日台共同研究 日本人の起源解明へ 九大など参加

なぜこれが「地方ニュース」になるのかよくわからないけれど、YAHOO! NEWS の九州で見つけました。研究の結果の公開が待たれるではありませぬか。

【台北6日竜口英幸】台湾大医学部(台北市)と、琉球大や九州大など日本の七研究機関は、台湾大が所蔵する世界有数の人類骨格標本を総合的に調査し、台湾先住民の特徴や起源、日本人の祖先との関係を探る共同研究に乗り出す。調査成果は個体別データベースとして公開する方針。台湾先住民が属する南島語族と、日本の縄文人との遺伝的近さを指摘した研究もあり、台湾と日本人の起源との関係解明が期待される。

台湾大医学部の骨格標本は、日本統治下に同大の教授を務めた故・金関丈夫氏(のち九大医学部教授)らが発掘・収集。戦後、教え子の蔡錫圭同大名誉教授(人類学)が研究と標本整備を進めてきた。台湾の先住民を中心に沖縄やフィリピンのものなど多様で、全部の骨がそろった完全標本だけでも約二千体がある。

共同研究には東北大、京都大、鹿児島大に加え国立科学博物館(東京)、国立民族学博物館(大阪)の研究者も参加。最先端の骨計測法によるデータの統計処理やDNA抽出による遺伝子の調査などを実施。まず標本の中心を占める台湾先住民の各部族ごとの特徴と、相互の関係を明らかにする。その上で、日本人の祖先との関係を重点的に検証する。

予備調査は既に終えており、日本側団長の土肥直美・琉球大医学部助教授(人類学)によると、五月ごろに研究チームを正式編成し、三年程度で成果をまとめる方針だ。

古代の日本や台湾先住民に共通する抜歯風習の研究を担当する中橋孝博九州大教授(同)は「抜歯の起源は大陸か南島か、なぜ生まれたかなど、よく分かっていない。起源や地域差を探り、日本との関係を解明したい」と話している。

■台湾大の人類骨格標本

日本統治下の1930年代、台北帝国大教授として赴任した金関丈夫氏や、森於菟(おと)氏(のち東邦大教授)、考古学者の国分直一氏(のち梅光学院大名誉教授)らが発掘・収集を始めた。台湾の先住民や2000―3000年前の古人骨をはじめ、フィリピンや中国・海南島、福建省のもの、琉球列島の日本人の骨格など多様な標本がある。これまで研究者不足などから国際的、科学的調査が進んでいなかった。金関氏は弥生人研究の先駆者として知られ、九大教授時代、土井ケ浜遺跡(山口県)の人骨研究などをもとに弥生人渡来人説を提唱した。(西日本新聞 - 3月7日2時25分更新)

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