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Sunday, January 09, 2005

聖なる言の葉のなかから

以下に『聖なる言の葉—ネイティブ・アメリカンに伝えられた祈りと願い』(スタン パディラ 編  北山 耕平 訳 マーブルブックス/中央公論新社刊 2004年)のなかから「祈り」そのものを取りあげてみた。これまで本ブログでは「一日二十四時間を祈りに」(Tuesday, March 30, 2004)として同書を刊行する理由を、また「忘れていた祈りの歌」(Friday, April 16, 2004)としてその後書きを掲載してきた。もしまだお読みになられていないなら、どうかそちらも目を通していただきたい。今回は、その中から『祈り」の詩を3篇選んで紹介する。こうした祈りに対する必要性がここへきていっそう高まっていると感じたからだ。あなたのハートにこれらの言の葉が届くことを願わずにはいられない。

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プレアデス


見たまえ
空と陸の出会う線のむこうで
ゆっくりと、ゆっくりと、起きあがる
プレアデスを!

ご覧あれ!
昇りきて彼らは、われらに道を示す
万全の導きで、われらをひとつにまとめる
プレアデスよ!

汝らのごとく
われらがひとつにつながる道を
なにとぞ指し示したまえ

パウニー
Pawnee tribe





母なる地球への祈り


ここに横たわりしわれらが母なる地球よ
豊かな恵みをもたらす母よ
われらに力をお与えくださりし母よ
ここに横たわりし母なる地球に、
いざ感謝を捧げん。

ものみな生育する大地、母なる地球を見よ
豊かな恵みの約束された大地を見よ
母がわれらにお与えくださった御力
ここに横たわりし母なる地球に、
いざ感謝を捧げん。

一面に広がる木々の森、母なる地球を見よ
豊かな恵みの約束された大地を見よ
母がわれらにお与えくださった御力
ここに横たわりし母なる地球に、
いざ感謝を捧げん。


パウニー
Pawnee tribe





ナバホの祈りの歌


わたしは地球を見る。
彼女をのぞき込み、
笑いかける。
なぜなら、彼女は、わたしを
幸せな気持ちにしてくれるから。
地球も
わたしを見返して
笑いかけてくれる。
願わくは、彼女のうえを行く、
わたしの歩みが
晴れやかで、軽やかで
ありますように。


ナバホの祈りの歌
Navajo prayer song



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