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Sunday, January 30, 2005

ローリング・サンダーへ

せっかくおいでいただいて恐縮ですが、この記事は、書籍化にともなって、削除されました。ここにあった文章は『ネイティブ・アメリカンとネイティブ・ジャパニーズ』(太田出版2007年7月刊)に、加筆改訂版が収録されています。ネイティブ・ハート・ブログの書籍化については「さらにブログを続けるということ[Native Heart Friday, June 01, 2007]」のアーティクルを参照のこと。わざわざ探し出してここまでこられたのに誠に申し訳ない。願わくば拙著にて、より完成された表現媒体となったものを、お読みください。
北山耕平 拝

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Comments

もう十年以上前の四月の中頃のことでした。
僕がローリングサンダーを訪ねたのは。
1泊2日のあっという間の滞在でしたが、
意義のあるとても貴重な幸福な時間でした。

その頃のローリングサンダーは車椅子での
生活をおくられていました。が、
「いざとなれば片足でもこの車椅子を武器に
 いつでも戦える」と笑っておられました。

その時本当にたくさんのお話をして頂いたのですが
それは今でも僕の大切な宝物です。

僕が明日ここを離れなければならないことを告げると
「いかん。だめだ。来週になれば、インディアンの大きな
お祭りが始まる。お前はそれを見ないのか?」と悔やんで
おられました。
今想えば本当に惜しいことをしたと残念でなりません。

10数年前のちょうど今頃の大切な思い出です。


PS もう何回もこのコメントを送っているのですが・・・。
北山様 ローリングサンダーとの思い出をここにたくさん
   のせてください。些細なことでもたくさんの方が楽しみ
   にしてあると思います。お願い致します。

Posted by: 眞司 | Wednesday, April 26, 2006 07:20 PM

眞司さん

RSが地球における旅を終えるまでの最後の10年間ぐらいに、日本から思いの外多くの若い世代が彼のところを訪ねてくれたことに、今さらながら驚とともに、ありがたく思います。彼の白人世界にたいする絶望は相当深かったようにわたしには思えました。そういうとき、彼の心を休めてくれたのが日本から訪れた人たちだったのではないでしょうか。そういう行動する力を持った世代に働きかけることができただけでも、ダグ・ボイドの本を翻訳したり、『ネイティブ・マインド』を書いて、彼のことを次の世代に伝えられてよかったと思います。彼の存在は死後もますますぼくのなかでは大きくなり、なにを教わったのかがある日突然はっきりしたりして、メディスンの偉大さに打たれたりします。彼は地球の旅を終えただけで、そのスピリットは残り続け、ぼくたち彼に縁のあつた人間のそばに居つづけているのだと考えるようになりました。これからも時々彼について思い出したりしたことは書き残していこうと思いますし、晩年の彼と運命的に出会った日本人の人たちにも話を聞いていきたいと考えています。今回は声を送ってくれてありがとう。

Posted by: Kitayama "Smiling Cloud" Kohei | Thursday, April 27, 2006 09:18 AM

感激しております。
ローリングサンダーのお話
楽しみに待っています。
こちらこそ有難う御座いました。

僕も機会がある度に
ローリングサンダーとの思い出を
コメントしていこう思います。
それは何かみんなの財産のように
思えるからです。

 

Posted by: 眞司 | Friday, April 28, 2006 09:28 PM

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