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Saturday, December 11, 2004

太陽の子供たちへ

katsina_logo至が近づいています。今年は21日、火曜日の、夜の10時(日本標準時)。冬至というのは、おそらく一年で最も重要なときでないかなと、わたしは思っている。ほんとうは新しい一年がこの日にはじまるのではないかと思えるぐらいに大切な日。これまでじょじょに太陽の光が衰えてきており、やがて一年で最も昼が短い日がやってくる。裏を返せばそれは一年で最も夜の長い一日で、気候的にいえば、まさしくその日が本格的な冬のはじまる日となる。

アリゾナの高原沙漠に暮らすホピ・インディアンによれば、毎年12月の冬至の日に、太陽は休む間もなく(おそらくは、だからこそのろのろと)彼の冬の家を離れ、夏の家に向かう旅をはじめることになっている。彼が夏の家にたどり着くのは6月の夏至の日だ。だからホピの人たちは冬至の日に盛大な祭りをする。12月が1年を通して最も聖なる月とされるのは、太陽だけでなく彼らの信仰する神々もまたこの月になると村に帰る道をたどりはじめるとされているからだ。12月はさまざまな物語が語られ、神話と伝説で一族の「はじまりもなければ終わりもない」円環を描く人の道を確認しあう。さまざまな儀式や祈りが9日間にわたって続けられ、瞑想と断食の時間がもたれる。このときの儀式や祈りの力が、太陽の進む道を変更させ、やがて春をもたらし、あらゆる命を成長させるのだとホピの人たちは信じてきた。

これまで何千年間も、ホピだけでなく、おそらく地球に生きる「ネイティブ・ピープル」とされる人たちの多くが、太陽がいつまでも冬の家にとどまっていたりして春の訪れがなくなったりしないように、すみやかに夏の家に向かう旅に出発できるようにと、その日持てる力を太陽に貸し与えようとしてきた。太陽に力を貸すというのは、考えてみれば変な物言いではあるけれど。試しに"winter solstice ceremony"で検索をしてみると、さまざまなグループがこの日に世界各地で祈りの時間を持つことを計画していることがわかるだろう。いずれにせよ冬の冬至の日は再生と復活に象徴される「力の時」であり、地球に生きるすべての心ある精神的な人たちが、太陽の子供たちが、この日から何日間か、瞑想と祈りで、太陽とそのスピリットたちに力を与えてくれることを、太陽の子供たちのひとりとして、わたしも願っている。

 冬至の夜の月が平和と喜びであなたを祝福しますように。
 新しい太陽のサイクルが心正しき人たちに力を与えますように。

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