われわれは進歩してるのか
地球規模で眺めてみると、世界の子供たちの4人に1人は、1日の収入が1ドルに満たない極貧の家庭で生活している。国際復輿開発銀行(世界銀行)の世界開発報告書の1999 / 2000年版は、1日に1ドルほどの金額に相当するもので生活している人びとの数が、1987年の12億人から2000年には15億人に増加し、2015年には19億人に達するだろうと推計した。現在の収入が10年前の収入よりも減少している国は50カ国に及ぶ。
1990年代だけで、2百万人以上の子供たちが武力衝突の犠牲となって命を落とし、6百万人以上の子供たちが、戦争で重傷を負うか、体に障碍を持つ身となった。
「Koyaanisqatsi (Life out of balance)」カテゴリの記事
- デニス・バンクス、日本への祈り 石川史江訳(2011.04.01)
- 放射能はナバホの人たちの大地と人をどう変えてしまうのか(2011.01.24)
- 誰の目にも明らかな20世紀の地球温暖化(2009.10.09)
- 原発のフル活用だなんて災いを地球規模に拡大するだけ(2009.09.29)
- それでも故郷が水の底に沈まなくてよかったと思える日は必ずくる(2009.09.23)
The comments to this entry are closed.
Comments