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Thursday, October 21, 2004

偉大な四つの自然の教え

母なる地球とわたしたちをつなぐもの

Updated Friday, October 22, 2004

土。大地。母なる地球。それはわたしたちに人間であるとはいかなることかを教えてくれる。いのちをもたらし、わたしたちにその恵みをわけあってくださる。その母なる地球からの恵みに対する返礼として、母なる地球のうえで生きるすべてのいのちあるものを保護するのは、わたしたちの責務である。

石。岩。岩石。岩山。それは時代を越えて知恵を運ぶもの。地球上で最高齢の師として尊敬を込めて「曾祖父」と呼ばれるもの。その岩や石から、わたしたちは内なる力と信仰を学ぶ。岩はその動きがあまりにもゆっくりであるために、まるで動くことはないようにも見えるが、しかしそれがひとたび動くときは、全世界が刮目(かつもく)する。

木。樹木。巨木。老木。わたしたちに清らかな心を教えてくれるもの。その根から集めた滋養分を、樹木はおのれの枝葉の隅々にまでもたらすことができる。樹液がその幹のなかを経巡るがごとく、わたしたちもわたしたちのなかを隅々まで、真実を巡らしてゆくすべを学ばねばならない。地球に生きるすべての人間には、必ず自分の木が一本与えられている。もしあなたが、全世界を両肩の上に担いでいるかのような振る舞いをすれば、深く頭を下げてかがみこんでいる木を見ることになるだろう。木のなかには背がずばぬけて高い木もある。いかにもまっすぐで、見た目の良いものもある。だがそうした木だからといって、内側が腐っていないとはかぎらない。人間のなかにも、そういう人間はいる。ねじ曲がった人間は、同じようにねじ曲がった木を見つける。わたしたちは背が高くてまっすぐで、清らかな心を持ち、立派な根を地中にしっかりと広げているような一本の木となるよう、懸命に努力をしなくてはならない。わたしたちのように、一本一本の木が、それぞれ人として独立していてもなお、ひとつの家族の一員であることを理解しなくてはならない。

たとえ踏みつけにされようと、いつでも立ち直り、にこやかにそこに還ってくる緑の草。わたしたち人間も同じように他の人間を踏みつけにしたり、踏みつけにされたりすることがあるだろう。たとえいかなるときにも、自分と自分以外の人に対しての優しさを失うことなく、常に緑の草のごとく立ち直り続けなくてはならない。わたしたちが互いに面倒を見合わなければならないように、同じように緑の草を育て、肥料を与え、世話をする。草の葉の一枚一枚に裏と表があるように、わたしたち人間にもなめらかな面とがさがさしている面とがある。ときには鋭利な葉っぱの縁で手を切ってしまうこともあるだろう。わたしたちはそのことをしっかりと認識し、自分や他人を傷つけたりしないように誰に対しても優しくあらねばならない。

そして動物たち。この人たちはわたしたちにかけがえのない贈り物を与えてくれる。その贈り物とは、わけあうことがいかに大切かという教えである。この人たちがそのいのちを差し出してくれるおかげで、わたしたちは生きてゆけるのである。その昔、はるか大昔、わたしたちの祖先は、天と地を作られし御方に、しばしば祈りを捧げて、一族の者たちを養うための動物を求められた。狩人と動物が心で結びつけられているとき、死ぬ用意のできた動物がそこに姿をお見せになる。狩人たちはその動物をしとめると、いのちを差し出してくれたその動物の心の臓を切りわけてそれぞれが口にし、その一部を必ず、感謝の祈りとともに母なる大地への捧げものとした。ひとりの生きとし生けるものとして、わたしたちは互いにわけあうことを、そしてわけあたえられたいのちの贈り物に感謝することを学ぶ必要がある。

岩と、木と、草たちと、動物たちからもたらされる偉大な四つの教え、「信じること」「心を清らかにすること」「助けあうこと」「分けあうこと」の、これら四つの教えこそが、わたしたちとわたしたちの母なる地球とをつなぎあわせているものなのである。

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