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Monday, August 23, 2004

チェロキーの生きる世界 #4

Cultural Tidbits from the Cherokee Nation

チェロキーは伝統的に整理魔であり、なんでもかんでもさまざまなものを分類し組み分けしてきちんときめられたところにかたづけておかないと気がすまない人たちが多い。例えば聖なるものとされているものだって、使われていないときには鹿革に包まれるか、もしくは白い布でくるまれることがきめられていて、そのうえで特別な箱のなかにおさめられるか、決められた場所にきちんとしまわれることになっていたりする。

おそらくすべての地球に生きる人たちにとってもそうなのだが、伝統的なチェロキーにとっても、一番身近なシンボルは「輪」「環」「円」である。大地を踏みしめる踊りの動きは円を描くように動いたし、大昔は部族が話し合いをする部屋で火をたくときには、燃える火が円を描くように、つねに新しくくべられる薪は「X」の字におかれた。

さらにチェロキーの人たちが必ず神聖なものと考えるものに、「川の流れ」がある。川は「長い人(ロング・マン)」と認識されていて、身を清めたりさまざまな儀式を行うために川におもむくことは、ごく日常的に行われた。今日でも、川だけでなく渓流など水が流れる場所は神聖なところとされていて、そうした流れる水のある場所に行くことを特別な儀式のように考えているチェロキーの人たちもいることにはいる。水はチェロキーの言葉で「アワ(AWA)」といい、水の中に存在するスピリットのことを、彼らは「ロング・マン」と呼んだ。

そうしたことからもわかるようにチェロキーの人たちは昔から大変に信心深い。そして自然のなかにあるものはなんであれ聖なるものとして信仰の対象にした。チェロキーの「神」にあたる存在は「ヨワ(YOWA)」と呼ばれ、この名前はあまりに神聖であるがために、声に出してこの名前を言うことは神官にしか許されなかった。

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