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Friday, May 28, 2004

スリー・シスターズ #04

「三姉妹農園(スリー・シスターズ・ガーデン)」にはいろいろな種類があり、北米先住民のほとんどすべてがこれら三つを育てていたという話を前回した。北米大陸のネイティブ・ピープルの伝統的な農の世界では、春から冬の始めまでの「生物が育つ季節」においては、このスリー・シスターズが他の動物たちとならんで地域共同社会の生態系(エコ・システム)の中核に存在しつづけた。トウモロコシと豆とスカッシュの三つの作物の関係はまさしく自然の妙を絵に描いたようなものであり、人的な労力が少なくてもこの三者は互いに助け合って成長することができた。最近の農業用語では「コンパニオン・プランツ」などとといい、これは「一緒に育てると互いの成長を助ける植物の組み合わせ」「害虫の忌避効果や作物に良い影響を与える植物」のこととされていて「共生植物」などとほん訳されたりする。バラやトマトの根元にネギ科のニンニクやニラを植えたり、ダイコンやカブの畑の周囲にマリーゴールドを植えたりすることなどが、化学農薬や化学肥料などに頼らない農業を目指す農家や園芸家のあいだでは、だいぶ広まってきている。

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