知ってましたか、ネイティブ・アメリカン
ネイティブ・アメリカンにまつわるおもしろい真実
○今、アメリカに暮らしている人の130人に1人がネイテイブ・アメリカンだってこと、知ってましたか?
○パラグアイ、ボリビア、ペルーは、スペイン語だけでなく、ネイティブの言語も、きちんと公用語にしているって、知ってましたか?
○第二次世界大戦で日本軍が解読できなかったアメリカ軍の特殊な暗号というのが、ネイティブ・アメリカンの志願兵たちの話す無線の会話のことだったって、知ってましたか? ナバホ(ディネ)、スー(ラコタ)などいくつもの部族が「コード・トーカー(暗号を話す人)」として参戦していました。
○アメリカ合衆国の州の名前の半分以上がネイティブ・アメリカンの言語に起源を持っているって、知ってましたか? たとえば「ユタ」とは「ユテ一族」が自分たちを呼ぶ名前からつけられたものだし、「オクラホマ」はチョクトー一族の言葉で「赤い人たち」とか「赤い人たちの家」を意味する。「ケンタッキー」はイロコイ一族の言語で「緑の畑」のことだって、知ってましたか?
○アメリカ合衆国の首府であるワシントンDCを流れていて、その堤が桜の名所としても有名なポトマック河の「ポトマック」は「良きものが持ち込まれた場所」という意味だし、「マイアミ」「キューバ」「シカゴ」なんていう名前も全部ネイティブ・アメリカンの言葉からきていたなんて、知ってましたか?
○クリストファー・コロンブスがとにかく驚いたことは、「インディアン」たちが「煙の出る草の葉」を口にくわえていることだったって、知ってましたか? たばこを吸う人をなにしろそれ以前には一度も見たことがなかったのだから、驚のもむりはないか。
○ネイティブ・アメリカンは切り傷を治すのに松の樹液を使っていたって、知ってましたか?
○「スクァッシュ」もしくは「スカッシュ」と呼ばれる野菜がありますが、これもネイティブ・アメリカンの「イスクアウタースカッシュ」という言葉からつけられていて「緑のまま食べる緑のもの」という意味だって、知ってましたか?
○そうそう、知らない人はいない「バーベキュー」という言葉も、ネイティブ・アメリカンの言葉だったって、知ってましたか?
○ネイティブ・アメリカンの人たちは文字の歴史がはじまるずっと前には「サボテンを食べるある虫を乾かしたもの」が「コチニール」と呼ばれる赤い色の染料になることをわかってていたって、知ってましたか? そしてこの「インディアン染め」が16世紀後半には新大陸からの主要な輸出品になっていて、それ以後数百年間もヨーロッパの繊維業界でたいへんに珍重されていたことは? アメリカ独立戦争でイギリス軍の兵士が着ていた軍服がこの染料で染められたものだったって、知ってましたか?
○イチゴ、アボカド、ペッパー、スクァッシュ、メープル、砂糖、ブルーベリー、ワイルド・ライス、ワイルド・チェリー、バニラ、ピーカン、トウモロコシ、ヒマワリの種、カシューナッツ、クランベリー、トマト、チョコレート、そしてポテト。これらはみなもともと亀の島の人たち、南北のネイティブ・アメリカンの人たちの食料だったって、知ってましたか?
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