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Wednesday, April 21, 2004

すべてのいのちのための「母の日」の集まり

5月の7日から10日までの三日間、ネバダの沙漠において、ショショーニの人たちが、祖先が土となっている大地における核実験と核廃棄物の貯蔵所を作るというアメリカ合衆国政府の蛮行に抗議をする非暴力の「すべてのいのちのための母の日の集まり(Mothers Day Gathering For All Life)」を呼びかけています。

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合衆国の地図では現在ネバダ州、ユタ州、アイダホ州、カリフォルニア州に色分けされている地域には、北アメリカ大陸が亀の島と住民によって認識されていた当時、西ショショーニの国である「ニュウイ・ソゴビア(Newe Sogobia ひとびとの母なる大地)」がありました。1863年にアメリカ合衆国政府とニュウイ・ソゴビアの住民である西ショショーニの人たちがルビーの谷で「平和と友情の条約」を結び、翌年にはニュウイ・ソゴビアのうえに便宜的に設けられていたネバダ準州がネバダ州へと格上げされることになります。問題は、ショショーニの人たちが合衆国政府と交わしたと信じていた「平和と友情の条約」が、その後のアメリカ議会によって一度も批准されることがなかった(無視されつづけている)という点にあります。それが原因で西ショショーニの人たちは一方的に自分たちの祖先が眠る大地を、アメリカの法律のうえで失ってしまうことになるのです。

「ニュウイ・ソゴビア(Newe Sogobia ひとびとの母なる大地)」は、もともとは信じられないぐらいに清まった美しい沙漠だったのですが、旧ソ連、現在のカザフスタン共和国にあるセミパラチンスク核実験場跡地と並んで、今日ではすでにこの地球のうえでもっともたくさんの核爆弾を落とされた土地になってしまいました。東西の冷戦下において1951年以来、セミパラチンスクでは核爆発の実験が470回、西ショショーニの国ではなんとのべ1000回をこえる全面核実験(部分核実験はふくまれない)が、この母なる大地を震わせ続けてきたのです。

昨年来、合衆国政府は全面核実験を停止してはいますが、臨界前核実験は今も続けられ、「ニュウイ・ソゴビア(Newe Sogobia ひとびとの母なる大地)」の心の支えとなっている聖なる山ユッカ・マウンテンに核低レベル廃棄物貯蔵庫を、そしてユタ州のもうひとつのショショーニ(ゴシュート・ショショーニ)の大地(ソルトレイク市の風上45マイルのところ)には世界でいちばん大きなハイレベルな核廃棄物の「一時」貯蔵所がつくられようとしています。

西ショショーニの人たちと伝統派ゴシュート・ショショーニの人たちは、アメリカ合衆国政府の核政策そのものとこれまでずっと戦いつづけてきていて、この行動を非暴力と祈りによる「狂気を止め、地球を恐怖から救うための戦争」と認識しています。

5月上旬にカリフォルニアやラスベガスなどに出かける予定がある人は、足を延ばしてただならない美しさの広がる沙漠のなかで、ショショーニの人たちの話に耳を傾け、祈り、スエットにはいり、彼らの大地を抱きしめてきていただけたらと心より願います。なお、キャンプサイトも用意されていますが、ハイ・デザート(高原沙漠)は独得の気候環境です。晴れれば暑くて乾いていますし、天気が悪ければ死ぬほど寒くて雨も雪もふります。物見遊山で出かけないように、それなりの準備を忘れずに。

くわしいことは「シュンダイ・ネットワーク( Shundahai Network)」のサイトから「Mothers Day Gathering For All Life 2004」へ。「シュンダイ」とは「ニュウイ(西ショショーニ)」の人たちの言葉で「すべてのいのちとのあいだの平和と調和」を意味します。

Last updated: 7:20 AM 4/26/04

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